巨大プラントの電気設備を構築。自動化設備を実際に稼働させるために。

OMC株式会社 システム事業部システム課
T・Hさん/2019年入社

プラントを動かすための設備を構築する仕事。

私が所属するシステム事業部は、配合飼料プラントの電力供給システムや制御システムといった電気系統を担当しています。プラントを動かすための電気設備を構築することが、私たちの仕事です。電源をどこから引っ張ってどう配線するかを考えて設計図を描き、施工管理まで行います。プラントが巨大なので、何百㎏という大きなモーターやブレーカーが必要なケースも。そんな規模の大きさにもやりがいを感じています。

また、プラントの中で、材料を受け入れる・加工する・出荷するという流れがあるのですが、その動きを制御するシステムの提案も私の仕事。プロジェクトによっては、工場内の水道設備や事務所内の空調設備まで任されることもあり、仕事の範囲は幅広いです。プラント事業部がつくった設備機械が完璧でも、電気が正常に供給されなければ機械は動かないし、制御システムにミスがあると要求通りの動きを実現できません。施工が終わって試運転をするとき、無事に機械が正しく作動したときは、ホッとすると同時に、大きな達成感を味わえます。

単調な仕事の繰り返しではない。だからおもしろい。

私は現在、北海道や東北地方のお客様を担当。「プラントを新設したい」「既設のプラントに、追加でこんな設備を入れたい」といった要望に応えています。また、メンテナンスも私の仕事です。OMCが提供した設備が動かなくなったときの対応を行います。

私が仕事で大切にしているのはコミュニケーションです。担当のお客様との信頼関係を構築するだけでなく、施工する協力会社の方たちとの関係性を良好にしてくことが、質の高い仕事につながります。施工管理する側と作業をする側のコミュニケーション不足はミスの原因に。伝えたいことがちゃんと伝わるよう、また気持ちよく仕事をしてもらえるよう、日頃から会話には気を遣っていますね。

システム事業部の仕事の魅力は、単調な仕事の繰り返しではないこと。現場によって設備機械も、レイアウトも、システムも全部異なるため、毎回新鮮な気持ちで仕事に臨むことができます。また、最近FAシステムを導入する工事があり、お客様と一緒に試行錯誤しながらつくりあげた結果、「以前のものに比べて、とても使いやすいです」と、お褒めの言葉をいただきました。お客様と二人三脚で仕事を進められること、それによって顧客ニーズにマッチしたものを提供できることも、この仕事のおもしろさです。

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