あらゆる食品や医薬品の製造を、ロボットシステムで自動化させる。

OMC株式会社 ファシリティ事業部一課
N・Kさん/2021年入社

ロボットとマシンを組み合わせた、ロボシステムがOMCの自慢。

学校で電気システム技術を学んだ私は、地元名古屋で電気関連の仕事ができる会社を探していてOMCを発見。ロボットシステムの開発をしているところに興味を持ち、入社を決めました。

最初に担当した機械はクロスミキサー。食品や医薬品の原材料となる小麦粉やカレー粉、生薬やビタミンといった粉体のものを混ぜるマシンです。私はマシンを動かすための制御を担当。機械設計班と私たち制御班がチームになって、お客様の目的や用途に合うように製作して、現地据付まで行いました。他にも、原材料の袋を切って中身を出す自動開袋機の制御も担当。一つひとつ経験を増やすことで勉強を重ねています。

それらのマシンとロボットを組み合わせて食品生産を自動化する「ロボシステム」を提案できるところがOMCの強みです。例えば原材料が入った袋をロボットアームがつかんで開袋機で開封し、容器の中に入った原材料をコンベアや無人搬送車で所定の位置に搬送、ロボットが容器に蓋をして多方向の回転を与え中身を撹拌して排出するという一連の流れ。これを展示会などのイベントで紹介します。その際の電源の配線や制御調整も私の仕事です。

学べる環境が整っているから、やる気があれば成長できる。

まだ入社して間もないため、経験がそんなに豊富ではないのですが、自分がつくったソフトで機器が動作するたびに感動があります。また展示会でお客様に興味を持っていただけたときはうれしいですね。開袋する作業一つとっても、お客様によって、袋の中身も、袋の素材も、袋が積まれている状態も違うため、ロボットでどうつかめば、きちんと開袋して中身が取り出せるかを検討して製作しなければなりません。毎回異なる課題にチャレンジできるので飽きることがなく、また皆で知恵を絞りながら協力してものづくりしていくことが楽しいです。

OMCでは、希望すれば各社ロボットの講習や制御機器の講習を受けることができます。また、3DCADや各社ロボットシミュレーターの使用方法や機能について教えてくださる上司がいるため、勉強できる環境が整っています。

今後は、資格取得支援制度を使って、電気工事士、フォークリフト、玉掛けの資格にチャレンジ。さらなる知識や最新の技術を身につけることで、お客様のニーズに応えられる自動化設備の提案ができるようになりたいと思います。

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